2025.09.30

現場監督(施工管理)の繁忙期は3月と9月頃|一方で落ち着きやすいタイミングもあわせて解説

「現場監督の繁忙期っていつなの?1年中忙しそうだけど転職しても大丈夫かな…」
「忙しいと聞くと休みが取れるのか心配…」
こういった疑問や不安に応える記事です。

当サイト「ADJUST株式会社」は、土木工事を請け負うプロ集団です。

この記事でわかること

  • 現場監督(施工管理)の繁忙期は3月と9月頃
  • 現場監督が忙しくなりやすい場面と落ち着きやすいタイミング
  • 働き方改革により繁忙期でも業務の軽減が期待できる

現場監督には繁忙期もありますが、落ち着くタイミングもあります。

とくに、落ち着くタイミングでは有給休暇もとりやすいでしょう。

しかし、具体的にどの時期が忙しくなるのかわからず、転職をためらう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、現場監督の繁忙期について徹底的に解説します。

現場監督への転職を考えている方は、最後まで読んで参考にしてみてください。

現場監督(施工管理)の繁忙期は3月と9月頃

現場監督(施工管理)の繁忙期は、3月と9月頃です。

理由としては、以下が考えられます。

  • 年度末にむけて企業や自治体の予算消化の期限が近いから
  • 企業や自治体の年度末(3月)と上期(9月)の決算期にあたるから
  • 年度末の工事の完成と新年度の工事の依頼の集中に備える必要があるから

これらの理由により、工期設定や工事の発注が集中しやすくなるといえます。

また、工事のピークを迎える12月〜3月の期間は受注アップに伴い、資材や人員確保が難しくなりやすい特徴があります。

現場監督が忙しくなりやすい3つの場面

繁忙期にくわえて、以下の場面でも現場監督は忙しくなりやすいです。

  1. 工事が開始される前
  2. 工事開始後の数日間
  3. 工事が完了する直前

詳しく解説します。

1.工事が開始される前

工事が始まる前の現場監督は忙しいといえます。

工事をスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせないからです。

たとえば、以下の準備が必要です。

  • 工程表の作成
  • 危険作業のリスクと対策
  • 予算と費用の計算
  • 図面の作成
  • 現場の掲示物の作成
  • 発注者と打ち合わせ
  • 職人さんと打ち合わせ
  • 周辺住民へのあいさつ回り

これらの準備をおろそかにすると、工事が始まってからも作業に追われてしまうでしょう。

こうした事態を避けるためにも、工事開始前の現場監督は忙しくなりやすいといえます。

2.工事開始後の数日間

工事が始まってからの数日間は、業務が忙しくなりやすいです。

現場にはじめて入る職人さんも多く、安全な作業を行うために細かい指示出しが必要になるからです。

必要に応じて全員を集めてミーティングする場合もあります。

また、資材の発注も集中しやすく「現場に資材がない」といったトラブルも発生しやすいタイミングです。

工事の流れを安定させるために、最初の数日間は集中すべき期間だといえるでしょう。

なお、詳しい現場監督の仕事内容は以下の記事にまとめています。

参考記事
【徹底解説】施工管理の仕事内容とは?8つにわけて解説
【初心者必見】施工管理の4大管理とは?それぞれに必要なスキルも解説

3.工事が完了する直前

工事が完了する直前の現場監督は、忙しくなりやすいです。

工事の完了に伴い、発注者や行政などに提出する書類をまとめる必要があるからです。

とくに、国や地方自治体から発注される公共工事では、提出すべき書類が多く検査も厳しく実施されます。

工事完了の検査に向けて、施工記録や安全管理の資料や写真などを整理し、不備がないか入念に確認する作業が続きます。

書類の準備と同時進行で現場の最終確認も行うため、現場監督にとって集中力が必要になる期間といえるでしょう。

【ただし】働き方改革により繁忙期でも業務の軽減が期待できる

「現場監督がここまで忙しいなら転職しても続かないかも…」と思われた方も多いのではないでしょうか。

しかし、今後は国が推進する「働き方改革」により繁忙期でも業務の軽減が期待できます。

働き方改革により期待できる変化については、以下のとおりです。

  • 週休2日制の工事が増えた
  • 残業時間の上限が設けられた
  • 著しく短い工期の設定が禁止された
  • デジタル技術の導入による作業負担が軽減された

このように、現場監督の働く環境も改善されつつあります。

なお、当サイト「ADJUST株式会社」では、ドローン測量などデジタル技術を積極的に導入し働く環境の改善に努めています。

従来、1〜2日かかる作業を15分程度で完了させることが可能です。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

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現場監督が落ち着きやすい3つのタイミング

現場監督に繁忙期がある一方で、比較的業務が落ち着くタイミングもあります。

たとえば、以下の3つの場面です。

  1. 悪天候による現場の中止
  2. 工事の最中
  3. 次の工事が開始されるまでの間

詳しく解説します。

1.悪天候による現場の中止

悪天候では現場での作業が危険なため、中止になる場合があります。

たとえば、以下の天候が挙げられます。

悪天候の種類現場が中止となる理由
・足元が滑りやすいから
・土砂崩壊の危険があるから
・足元が滑りやすいから
・除雪が必要だから
強風・重機が倒れるリスクがあるから
・飛来物による負傷のリスクがあるから
猛暑・熱中症のリスクがあるから
・作業効率が低下するから

1日や2日程度の中止であれば書類の整理などが進めやすくなります。

しかし、中止が連続すると工期にしわ寄せが生じて逆に忙しくなるため、計画の見直しを意識しながら進める必要があります。

2.工事の最中

工事が始まって軌道に乗ってくると、現場監督の仕事は落ち着いていきます。

工事の進行状況を確認する業務が中心になるからです。

ただし、以下の状況が発生すると工事の途中でも忙しくなります。

  • 埋設物の発見
  • 設計図などの不備
  • 周辺住民からのクレーム
  • 大規模な工事内容の追加や変更

こうした問題が発生しても、落ち着いて対処できるように備えておきましょう。

3.次の工事が開始されるまでの間

自身が担当している現場が完了し、次の工事が開始されるまでの間は落ち着きやすいタイミングです。

次の工事が始まるまでに余裕が生まれるため、日々の忙しさから解放されるでしょう。

そのため、このタイミングで有給休暇を利用してリフレッシュにあてる現場監督も多いです。

体調管理や精神的な回復にあてやすい期間といえます。

繁忙期でも余裕のある現場監督になるコツ

繁忙期でも落ち着いて仕事ができる現場監督を目指すなら、以下の方法が効果的です。

  • 目標を立てる
  • 資格の取得を目指す
  • アプリやソフトを活用する
  • 似た作業をまとめて処理する
  • 恥を捨ててどんどん質問する
  • 職人さんとこまめに打ち合わせする

これらを日々の業務に取り入れると、効率的に仕事を進められるようになるでしょう。

参考記事
【何年で一人前なのか】施工管理で一人前と感じる4つの瞬間
段取りが悪い現場監督の特徴5選と改善策を解説【ダメな現場監督から脱却】

忙しくない企業の特徴

「できるだけのんびり働ける会社に転職したいけど、特徴ってある?」

結論からいうと、以下の特徴があります。

  • クチコミの評価が高い
  • 最先端技術を積極的に導入している
  • 求人に「完全週休2日制」の記載がある

これらを踏まえたうえで、企業を探してみましょう。

詳しくは、施工管理でも土日休みの企業は存在する|土日休みが嘘といわれる理由もあわせて解説にまとめていますので参考にしてみてください。

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