2024.11.21

施工管理が作業してはいけない理由3選!作業を頼まれたときの対処法も解説

「現場作業員に「ちょっと手伝って」と言われたけど、施工管理って作業してもいいの?」
「作業を断るにはどうしたらいい?」
こういった疑問やお悩みに応える記事です。

この記事でわかること

  • 施工管理が作業をしてはいけない3つの理由
  • 現場作業員から作業の手伝いを依頼された場合の3つの対処法

当サイト「ADJUST株式会社」は、土木工事を請け負うプロ集団です。

結論、施工管理者は基本的に作業をしてはいけません。

この記事では、施工管理者が作業してはいけない理由と作業を依頼された際の適切な対処法について、具体的に解説します。

施工管理者が作業をしてはいけない理由を知りたい方は、最後まで読んでみてください。

施工管理が作業してはいけない理由3選

くりかえしですが、施工管理は基本的に作業すべきではないといえます。

理由は以下の3つが考えられます。

  1. 現場全体を管理する必要があるから
  2. 肉体的に疲弊し集中力を欠いてしまうから
  3. 頼み事を断りにくくなってしまうから

詳しく解説します。

1.現場全体を管理する必要があるから

施工管理の職務は、工事現場の全体の指揮を執る役割があります。

具体的には、以下の職務内容です。

  • 職人さんたちへの指示出し
  • 関係者間の打合せや業務調整
  • 予定通りに仕事を進められるように計画
  • 現場作業員たちが安全な作業を実施できるように計画

そのため、作業に時間をとられてしまうと工程の進ちょく確認や安全管理といった本来の職務に支障をきたす恐れがあります。

施工管理の役割に徹することで、安全で円滑な工事が実現できトラブルを未然に防げるでしょう。

ただし、緊急作業や補助で手伝うことはあります。

作業に集中しすぎないように、施工管理者は注意しましょう。

2.肉体的に疲弊し集中力を欠いてしまうから

作業に直接関わると肉体的な疲労が蓄積して集中力が低下し、施工管理の業務が散漫になる恐れがあります。

施工管理の業務は、工事全体の指揮を執る役割です。

そのため、疲労により視野が狭くなると、細かな危険因子を見落とす可能性が高まります。

また、作業員への的確な指示や、予期せぬトラブルへの対応にも支障をきたす恐れがあります。

現場を統括する立場として、常に冷静かつ的確な判断ができる状態を保つためにも、作業に直接関わることは避けるべきといえるでしょう。

3.頼み事を断りにくくなってしまうから

施工管理者が自ら作業を引き受けてしまうと、今後頼み事を断りにくくなる可能性が生じます。

一度作業を手伝うと、現場作業員から「以前は引き受けてくれたのに」と期待され断りにくくなってしまうからです。

また、現場作業員が自律的に作業を完結させる意識が薄れ、結果として工事全体の生産性が損なわれる可能性があります

そのため、頼み事を受けた際は本来の業務を守る立場を意識し、適切に対処しましょう。

現場作業員から作業の手伝いを依頼された場合の3つの対処法

「現場作業員から仕事を頼まれた場合はどうすればいい?」

結論、以下の方法を実施しましょう。

  1. 自分の役割を説明し理解してもらう
  2. 別の業務でフォローアップする
  3. 上司に相談する

詳しく解説します。

1.自分の役割を説明し理解してもらう

現場作業員から作業の手伝いを頼まれた際は、自分の役割について明確に説明し理解を得ましょう。

施工管理の役割は、現場の安全や進ちょく確認など工事全体を円滑に進めるための計画や調整をすることです。

そのため、直接の手伝いではなく現場全体を監督する立場としてサポートすることを伝えましょう。

施工管理の役割を説明することで、現場作業員は施工管理者の本来業務への理解を深め、適切な役割分担のもとでの作業遂行が実現します。

なお、ADJUST株式会社では施工管理をやってみたい人を募集しています。

ADJUST株式会社の特徴

  • 清潔なオフィス
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2.別の業務でフォローアップする

施工管理者は、現場作業の中核となる部分には直接関与せず、作業をスムーズに進めるためのサポート的な役割に留めるようにしましょう。

たとえば、以下の業務のフォローアップがおすすめです。

  • 安全設備の点検補助
  • 作業日報の記録補助
  • 現場内の清掃作業
  • 資材の運搬や整理整頓
  • 簡単な工具の準備や片付け

すべてに対して断ってしまうと、心理的な反感を生みやすくなります。

そのため、段階的なフォローアップが有効です。

「この作業には関われないけど、資材の準備はしておきます」といったように、部分的な業務のフォローアップをすることで良好な関係を生み出せるといえるでしょう。

3.上司に相談する

現場作業員からの作業の手伝いが過剰な場合は、上司へ相談しましょう。

上司に相談することで、改善される可能性が高くなるからです。

上司に報告する際は、頼まれた作業内容や現在抱えている自身の業務状況を簡潔にまとめておきます。

緊急性がある場合や工期がひっ迫している場合は、一部の作業の手伝いを認めることはあります。

上司に相談し、改善してもらうことで施工管理業務に集中できるようになるでしょう。

施工管理に向いている人の特徴

施工管理に向いている人には、以下の特徴があります。

  • 複数の仕事を並行して行える
  • 簡単なパソコン操作ができる
  • 人と接することが苦ではない
  • スケジュール管理が得意
  • 決断力がある
  • 仕事に柔軟に対応できる
  • 気配りができる

このような特徴に当てはまる場合は、施工管理に向いている可能性が高いでしょう。

詳しくは、施工管理に向いている人の特徴10選!あなたに合うかどうか適性がわかるにまとめているので参考にしてみてください。

施工管理に転職するコツ

「施工管理に転職する際のコツってありますか?」

結論、以下の方法があります。

  • 企業のホームページを見て研究する
  • 正しい志望動機を書く
  • 資格を取得する

これらの方法を実施することで、施工管理に転職する可能性は高まるでしょう。

また、以下の記事に詳しくまとめているので参考にしてみてください

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転職するならADJUST株式会社がおすすめ

施工管理へ転職を考えている方は、土木のプロ集団「ADJUST株式会社」がおすすめです。

ADJUST株式会社では、以下の特徴があります。

  • 清潔なオフィス
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気になる方は、まずは問い合わせてみてから考える形でもOKです。

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転職時の選択肢の1つに加えてみてください。

本記事が、あなたの今後のキャリアの参考になれば幸いです。

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