2024.07.31

現場監督になるには!2つの方法とおすすめの資格4つを紹介

「現場監督って、どうすればなれる?」
「専門の学校を卒業してないけど、どのくらいの年数がかかる?」

こういった疑問に応える記事です。

この記事でわかること

  • 【結論】現場監督になるには主任技術者になる必要がある
  • 主任技術者になるための2つの方法
  • 現場監督の年収
  • 現場監督に役立つおすすめの資格

結論、現場監督になるためには主任技術者になる必要があり、方法としては2つあります。

本記事では、現場監督になるための方法や年収などについて詳しく解説します。

現場監督になるために学歴が気になる方や転職を考えている方にとって役立つ情報となっていますので、最後まで読んでみてください。

【結論】現場監督になるには主任技術者になる必要がある

結論、現場監督になるには、主任技術者になる必要があります。

主任技術者とは、請負金額にかかわらず、すべての工事現場に配置される技術者のことです。

主任技術者になって、はじめて現場を任されるようになります。

主任技術者になるためには2通りの方法がありますが、いずれも実務経験年数が必要です。

未経験のうちからいきなり現場監督を任せられることはないため、まずは現場で実務経験を積みましょう。

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主任技術者になるための2つの方法

「主任技術者になる方法を教えて」

結論、以下2つの方法があります。

  1. 高校や大学を卒業後に一定の実務経験を積む
  2. 2級土木施工管理技士の資格を取得してから実務経験を積む

1つずつ詳しく解説します。

1.高校や大学を卒業後に一定の実務経験を積む

主任技術者になるためには、現場で実務経験を積む必要があります。

また、必要な実務経験年数は、卒業した学校によって異なります。

学歴による実務経験年数の違い

  • 高校(指定学校)卒業後:3年以上
  • 大学(指定学校)卒業後:5年以上
  • 上記以外の学歴:10年以上

指定学校とは、土木系の学科などを指します。

このように、学歴に応じた実務経験年数が必要です。

2.2級土木施工管理技士の資格を取得してから実務経験を積む

現場監督になるためには、2級土木施工管理技士の資格を取得することでもなれます。

2級土木施工管理技士には第一次検定と第二次検定があり、資格要件は以下のとおりです。

第一次検定:試験年度中に年齢が満17歳以上を迎える者

なお、第二次検定は令和6年度より旧受験資格と新受験資格のいずれかを選択して受験できるようになっています。

旧受験資格は令和10年度までの適用となるため、注意。

学歴指定学科指定学科以外
・大学・専門学校の「高度専門士」卒業後1年以上の実務経験卒業後1年6か月以上の実務経験
・短期大学・高等専門学校(5年制)・専門学校の「専門士」卒業後2年以上の実務経験卒業後3年以上の実務経験年数
・高等学校・中等教育学校・専修学校の専門課程卒業後3年以上の実務経験卒業後4年6か月以上の実務経験
その他(学歴を問わず)8年以上の実務経験8年以上の実務経験
第二次検定の旧受験資格(令和10年度まで適用) 参考:一般財団法人全国建設研修センター

また、第二次検定の資格要件は以下の表です。

区分土木施⼯管理に関する必要な実務経験年数
2級⼟⽊施⼯管理技術検定第⼀次検定合格者合格後3年以上
第二次検定の新受験資格 参考:令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります【新受検資格】

このように、現場監督になるには2級土木施工管理技士の資格を取得する方法もあります。

ただし、資格を取得してもすぐには主任技術者になれません。

資格取得後に、土木工事関係の実務経験を5年積む必要があるからです。

そのため、2級土木施工管理技士を取得後に実務経験を積んで、はじめて主任技術者になれます。

なお、上位資格にあたる1級土木施工管理技士の資格を取得しても主任技術者になれます。

1級と2級の詳しい違いは、1級と2級土木施工管理技士の違い4選!どちらを受験すべきか比較してみた!で解説しているので参考にどうぞ。

現場監督の年収

現場監督の年収

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査によると、現場監督に該当する土木技術者の平均年収は、約561.4万円です。

ただし、平均値であるため役職や年齢、企業規模によって変わってきます。

細かく区分ごとに知りたい方は、【完全網羅】建設業の平均年収をケース別に徹底解説!年収アップの方法も紹介にまとめているので、参考にしてみてください。

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現場監督になるためにおすすめの資格4選

現場監督になるためにおすすめの資格は、以下の4つです。

  1. 建設機械施工管理技士
  2. 測量士・測量士補
  3. コンクリート技士
  4. 安全衛生責任者

これらは、現場監督になるために必須の資格ではありませんが、取得すると業務上で役立つので取得を目指してみることをおすすめします。

1つずつ詳しく解説します。

1.建設機械施工管理技士

建設機械施工管理技士とは、建設機械に関する品質や安全などの管理に従事できる国家資格です。

1級と2級があり、1級ではすべての建設機械の施工管理を担えます。

試験は、筆記と建設機械の運転操作の実技です。

建設機械の知識があると、工程や原価管理など現場監督を行う上で業務上有利になる部分が多いため、取得を目指してみるのもよいでしょう。

とくに1級は、資格手当がつく可能性が高いです

2.測量士・測量士補

測量士・測量士補とは、土地や建物の位置、面積などを正確に測るための専門的な知識を証明する国家資格です。

測量士補は、測量士の補助業務を担当できます。

どちらも年齢要件を満たせば誰でも受験できるため、比較的受けやすい資格だといえます。

現場監督は、図面どおりに施工されているかを測量しながら進めていくため、取得しておくと業務上で有利になるでしょう。

3.コンクリート技士

コンクリート技士とは、コンクリートの製造や施工管理に関する専門知識を持つ技術者に与えられる資格です。

コンクリートに関する業務を幅広く担当できます。

受験資格には実務経験年数が必要であるため、確認の上受験に挑みましょう。

コンクリートは、土木施工において必要となる項目の1つであるため、取得しておくと現場監督の仕事が円滑に進むでしょう。

需要が高い資格のため、キャリアアップや転職にも有利です。

4.安全衛生責任者

安全衛生責任者とは、建設現場の安全に関して責任を負う職務のことを指します。

安全衛生責任者になるためには、安全衛生責任者教育の講習を2時間受講する必要があります。

具体的な職務内容は、以下のとおりです。

  • 統括安全衛生責任者との連絡と調整
  • 連絡事項の関係者への伝達
  • 請負人関連事項の管理
  • 作業計画の整合性確保
  • 労働災害リスクの確認
  • 他の請負人との連絡調整

とくに必須となる資格や実務経験もなく講習のみであるため、比較的取得しやすいといえます。

建設現場の安全を確保するためのスキルを習得できるため、現場監督を目指す方にはおすすめの資格です。

現場監督になるには「ADJUST株式会社」がおすすめ

現場監督になるには「ADJUST株式会社」がおすすめ

本記事を読んで「現場監督に興味を持った!」という方には、ADJUST株式会社がおすすめです。

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ほかにも、以下の特徴があります。

  • 清潔なオフィス
  • 測量業務も自社で対応
  • 資格取得にかかる費用を支援
  • ドローンなどを使ったICT技術の導入
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まずは問い合わせてみて、話を聞くだけでもOKです。

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本記事があなたのキャリアプランの参考になれば幸いです。

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