2024.01.25

【Vol.11】正直に、誠実に、真摯に。

仕事を通じて、たくさんの人に接して思うこと。それは、正直であること、誠実であることが、結局は得をするのではないか、ということです。

土木業界は、以前から利権がものを言う世界でした。仕事ができるできないに関係なく、利権をうまく使う人が得をする。そんな業界の体質です。

だから、相手を丸め込もうとしたり、出し抜いたりする言動がよく見られました。

 

以前の私もそうでした。狐と狸のだまし合いのような、そんなやりとりをしていました。

でも、気づきました。そんなやりとりをして、一番損をしているのは、自分だと。

嘘いつわりのある発言や行動をしていると、自分の価値を下げてしまうのです。価値の低い人間に、誰が仕事を頼むでしょうか。いつか見限られてしまうのが現実だと思います。

 

タバコのポイ捨て、信号無視、「それくらいええやんけ」と思うかもしれません。でも、これらはすべて後ろ指を指される行動です。

もしこんな行動をしていたら、自分からそれを変えていく。そして、自分の価値を高めていく。後ろ指を指されない、オープンで正直な行動やコミュニケーションが、価値の高い人に認められる最大のポイントだと思います。

私は今後の10年で、自分の人生の基盤を確立したいと考えています。どう生きていくかを決めたいのです。

「一番近くの人から幸せにしたい」。それが私の考え方です。

子どもたちには、おもしろい父親だと思ってほしい。私が子どものころにやってもらえなかったことを、子どもたちにはしてあげたいのです。

妻にとっては、よき理解者でいたい。妻には毎日怒られてばかりですが、いつか怒られない日がくるといいな、と思っています。いま一番プレゼントしたいのは、いっしょに過ごす時間です。

仕事については、常に頭から離れることはありません。ずっと考えています。

土木の仕事は、汗をかく仕事です。汗をかいた人が、汗をかいた分、もうけることができる。そんな業界のあり方が健全ではないでしょうか。

でもいまは、必ずしもそうはなっていません。利権が幅をきかせ、汗をかいた人がぜんぜんもうからない仕組みになっています。

 

私は、それはおかしいと思っています。だから、業界を変えたい。

草ぼうぼうの土地や、雑木が生い茂る場所を、きれいに整え、人が住める場所にしていく。その作業に携わるたくさんの人、それをとりまとめる人が、ちゃんともうけられる。それが正しい姿だと思います。

 

嘘やごまかしなく、正直に、真摯に仕事をし、結果を出している人が、私は好きです。そんな人と、もっともっとつながっていきたい。会話をしたい。学ばせていただきたい。それが、人脈の質と価値をあげる「ネットワーキングアップ」だと、私は思っています。

 

 

 

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