2024.02.24

【Vol.12】圧倒的なプロフェッショナルでいたい

私はいま、国際的なビジネス団体に所属しています。2022年の年末には、約700名の中で最も貢献したメンバーに選んでいただきました。

若い頃、まともな道からはずれ、社会に迷惑をかけた自分が、アジャストを成長させ、大手企業の役員の方とも商談ができるようになったのは、この団体のおかげだと思っています。

 

団体では、チームでビジネスの拡大に取り組んでいます。そこで感じるのは、チームを強くするために重要なことは、「自分以上の人材を育てること」だということです。

私が一人でトップを走るのではなく、チームのメンバー一人ひとりが強くなることを目指しています。

 

会社も同じことが言えます。私自身は、おかげさまで、上場企業の経営者や、売上規模が何倍もある大企業の皆さんとお付き合いができるようになりました。しかし、社員はというと、なかなかそこまでは達していません。

現在の私の悩みは、弊社のナンバー2、ナンバー3と、前を走る私との間に、だいぶ距離ができてしまったことです。ぜひ私に追いついてきてほしいと思っています。

 

私たちはプロフェッショナルです。お客様は、私たちがもつ「圧倒的な技術」にお金を払ってくださいます。単に仕事を右から左へと受け流す会社になってはいけない。だから成長し続ける必要があります。

 

「あんたは井の中の蛙やで」

これは、アジャストが大きくなり始めたころ、妻が私に言った言葉です。

あの当時は、成功した自分に何を言うとんのや、と思っていました。

でも今は、妻の言葉は正しかったと思っています。

小さな世界でトップを取った気になっていた私の姿が、妻には井の中の蛙に見えていたのだと思います。

家族は、私に「耳の痛い言葉」を言ってくれる貴重な存在です。悪さをして稼いでいたころ、まわりにはたくさん人が集まってきましたが、私ではなく、お金に集まってきたに過ぎませんでした。

だから、何もかもなくしたとき、みんないっせいに去っていきました。最後まで残り、私と向き合ってくれたのは、小さいころからの同級生と、家族でした。

「あの頃は、死んでほしいと思っていた」と母は言います。そんなことを言ってくれるのは、ちゃんと向き合ってくれたからだと思います。

壁にぶつかったとき、自分を成長させてくれるのは、耳の痛い言葉です。どんなに耳が痛くても、いいと思ったことには素直に取り組む。それが成功への道だと思います。しかし、

いいと思うのに、それをやっていない人がいかに多いか。

やらない人がスイッチを入れられるよう関わるのが、私の重要な役割になると思っています。

会社でも、ビジネス団体でも、一人ひとりが強いチームを作る。これからは、そこに力を注いでいきます。

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