2024.04.04
「施工管理の仕事に興味があるけど、1日の流れってどんな感じ?」
「残業が多いって聞くけど・・・実際どうなの?」
このような疑問にお答えする記事です。
施工管理と聞いても、実際にどのような仕事をしているのか実態が気になるところです。
そこで本記事では、
以上を解説します。
ご自身がイメージする仕事内容なのか、すり合わせができますので最後まで読んでみてください。
目次
施工管理とは、現場作業が円滑に進むように工事全体を指揮・監督する業務をいいます。
定義を読んでも、あまりピンとこないかもしれません。
具体的にいうと、以下が当てはまります。
大きくはこれらが施工管理の仕事です。
監督と聞くと偉くて重鎮なイメージがあるかと思いますが、実はスケジュール調整したり職人さんを管理したり、どちらかというと「マネージャー」みたいなポジションです。
具体的にはどのような流れで働くことになるのか。
ここでは、施工管理の基本的な一日の仕事内容を、以下に沿って紹介します。
時間 | 仕事内容 |
7:30 | 出社 |
8:00~8:30 | 朝礼 |
8:30~9:00 | 新規入場者教育 |
9:00~11:00 | 現場巡回 |
11:00~12:00 | 関係箇所と打合せ |
13:00~16:00 | 現場巡回&出来形確認 |
16:00~18:00 | 書類整理 |
※あくまでも一例であり、企業や現場規模、シーズンによって異なるのでご注意ください。
施工管理者は現場以外にも、関係箇所と打合せしたり書類整理したりとデスクワークも多い仕事です。
詳しい一日の流れを、次に見ていきましょう。
施工管理の出社は、一般企業と比べて少し早めの7:30出社になります。
理由としては、現場が早く始まるので、それに合わせて動いているためです。
出勤場所については、そのまま自宅から直接現場へ向かう場合や一度事務所に出社する場合など、会社の方針や現場の場所によって異なります。
出社後は、メールチェックや本日行う施工内容の確認などが主な仕事です。
現場作業員や関係者などを全員集めて朝礼を行います。
朝礼では、主に以下の流れで進めていきます。
また、下請け会社が多く参入している場合は、各班長が施工内容や注意事項を説明します。
それぞれの作業を把握し、共有しあう大事な打合せです。
新規入場者教育とは、新しく現場に加わった作業員に対して行う教育のことです。
何も状況がわからないまま現場で作業してしまうと、作業が円滑に進まないどころか最悪の場合、事故につながってしまうため必ず行います。
施工管理者は、新規作業員に対して以下の教育を行います。
前日か当日の朝までに、これらの資料や動画を用意しておきます。
職人さんが施工している現場の巡回を行います。
確認内容は以下です。
これらを踏まえて、現場箇所を一通り確認します。
関係者と打合せや調整することも施工管理者の仕事のひとつです。
施工管理者が打合せをする関係者は、以下のとおりです。
打合せは主に事務所で行いますが、必要に応じて相手先へ出向きます。
もし、施工内容や進め方に変更があった場合は、速やかに現場作業員に周知しましょう。
大幅な変更がある場合は、各班長を交えて事務所で打合せすることもあります。
現場に合わせて12時から1時間の昼休憩をとった後は、午前中と同じく現場巡回です。
作業の進捗具合を確認しましょう。
また、同時並行で出来形確認もしていきます。
出来形とは、設計書や図面どおりに施工がされているかを確認する作業です。
施工完了写真の撮影や寸法の確認・使用材料などの確認も施工管理者の役割です。
現場巡回が完了したら、事務所に戻って書類整理です。
具体的には、以下の書類整理があります。
これらのデスクワークをこなしたら、ようやく一日が終了です。
1年目のうちはデスクワークが多いと感じるかと思いますが、慣れればルーティンワークなので素早くこなせるようになります。
今日も一日お疲れさま!明日もご安全に!
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先述では、施工管理の一日の流れを紹介してきました。
しかし、必ずしも基本パターンで進むとはかぎらず、イレギュラーもあります。
たとえば、以下のケースです。
これらのケースでは、基本的な一日の流れとどのように変わってくるのか詳しく解説します。
1年目の新人は、施工管理の基本的な一日の流れと変わってきます。
いきなり現場を任せることができないため、先輩社員の補助的な仕事が多いためです。
当然ながら、重要な仕事は先輩社員が行います。
1年目の仕事内容としては、以下が挙げられるでしょう。
また、基本的には先輩社員の指導と一緒に現場へ同行することが多いです。
なぜなら、現場を知らないと遂行できない事務仕事が多いからです。
たとえば、図面の修正をいきなり先輩社員からお願いされてもできないですよね。
そのため、まずは現場を見て勉強する段階から始まります。
1年目のうちは、できる仕事もかぎられてくるため、定時で帰社できる場合が多いでしょう。
初めのうちは大変かもしれませんが、できる業務が増えてくるとやりがいに変わってきます!どの仕事でも一緒ですよね!
施工管理には夜間作業があります。
建設業における夜勤は、22:00~翌6:00が一般的です。
工事現場や会社の方針によって異なります。
休日から夜勤を組まれることもありますが、多くは日勤から続けて夜勤となる場合が多いです。
日勤と夜勤の間には、休憩時間があります。
夜勤が終わったら「非番」になるので、帰社できます。
「なぜ、建設業には夜勤があるの?」
夜勤がある理由は、日中だと作業に制限がかかるためです。
たとえば、以下の作業制限が考えられます。
こういった工事は日中帯の施工が難しく、施工性や安全性を考慮して夜間に工事が組まれます。
日勤からの夜勤は体力的にきつめなので日勤が終わり次第、早めに休憩をとりましょう。
夜間作業の場合は夜勤手当が付くので、収入を増やしたい人にはおすすめです!
「雨で現場が稼働していない場合は、施工管理者はどうしているの?」
その場合は、書類整理がメインとなります。
今まで日中に現場が動いていた分、書類整理が出来てラッキーと思われがちですが、工期のしわ寄せが発生してしまうのでメンタル的には良くないでしょう。
台風といった気象災害では、現場が何日も動かないのでスケジュールを組み直す必要も出てきます。
「残業もあるし、結構大変そう・・・やっぱり施工管理になるのはやめておこうかな・・・」
そう思われた方は、安心してください。
2024年4月現在、国土交通省による働き方改革の推進により残業時間が見直されます。
具体的には、原則、月45時間以内・年360時間以内※と定められ、4休8閉所・週休2日制を考慮した適正な工期設定がなされます。
残業時間に上限規制が適用され、ワークライフバランスが取りやすくなるでしょう。
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